【剣盾シングルシーズン29】お時間のない方に脳筋イベザシにゲロゲを添えて【最終827位】

剣盾シングルシーズン29お疲れ様でした。
TN:しょーご 最終827位 レート1821

100戦 62勝38敗(勝率62% わかりやすい!)

 

こんな順位の低い私の記事を読んで頂いてありがとうございます。参考になる情報が少しでも書けたら幸いです。

 

 

はじめに

僕は家でゲームをできる時間が制限されており(日中は禁止、涙)短いゲーム時間で効率の良い勝率を上げるために日々考えてます。

 

ちなみにゲームができる時間帯は概ね朝の6時~7時なので、そこで毎日勝ち越したら終わりということをやっています。僕が感じる早朝時間帯のメリットは、寝起き組のせいかお試し構築みたいな先読み困難なお相手はあまり来ません。早朝時間帯のデメリットかどうかはわかりませんが、上位の人もあまりいません。レート効率が悪いです。

 

僕は基本的にシーズン通して1000位前後です。(4桁に順位が落ちたら戦うというルールにしているため)戦う相手の多くは1000~10000位の方です。たまに500~1000位の人。100試合62勝38敗で+24の勝ち数でレート1821なので平均13しかレートが溜まっていません(=レート効率が悪い)。負けがやや少ないのは、ストレスが少ないので、ただ勝ちたいという方は早朝時間帯は、個人的にはおすすめです。

 

 

構築コンセプト

運の要素を減らすというコンセプトを大前提に考えています。いまの環境、使用ポケモンの強さがほぼカンストしてますので、上位と下位の実力(構築力)が前以上に均衡している印象です。順位を下げると命取りになり(予測できなくなり)運負けも十分ありうる。読みあいが噛み合う順位帯で安定して戦うことも重要だと思っています。順位を下げないために運の要素を減らすという考えです。運が絡みにくいのはストレスフリーです。

 

実際のポケモンの選抜について。まず試合時間を短く最大の効果が得られるように脳筋イベザシを軸に。この2体の得意不得意が明確なのでサイクルに備えたラグとメタモン。構築の見せあいで勝ち筋が見えた場合だけマンムーとガマを出すという形で最終的に全対応できる今の形に落ち着きました。勝ちきれてなくて言うのもなんですが、僕はこれ以上しっくりくる構築が浮かびません。ただ、似た強さを持つザシオーガザシバドも完成形だと思ってます。また、レンタルパで似た構築が多かったのはかなり焦りました。(イベ&ザシ&ラグ&メタモンマンムートリトドン)個々のステータス調整はだいぶ違います。素早さが上取っているので負けにくいです。僕の順位帯の人のレンタルパは出回らないと思いますので、良かったら使ってください。

個別解説

ザシアン@くちたけん

191-242-136-*-136-178

きょじゅうざん インファイト ワイルドボルト でんこうせっか

 

ザシアンの調整をする上で重要なことは、勿論ザシアン対面に勝つことですがそれ以上に、相手の構築を如何に削るかにあると思っています。いじっぱり確定。初手ザシアンで出し勝った場合、受け手にどの組み合わせが最も相手にダメージを通るかというのを全ポケモンでパターン分けしてエクセルで計算したらワイルドボルトインファイトの組み合わせが微妙に最大打点だったため採用しました。じゃれつくは運の要素が大きいので一度も入れずに戦い続けました。(じゃれを打つ時の命中不安ストレス。。。)思いのほか相手の方はじゃれを搭載していて驚きました。じゃれはインファイトと火力はそんなに変わらず、サンダーかジガルデなどしか打つ相手がいないのですが、どっちも運ゲマシーンなのでプレイングで躱す方が安定している印象でした。ちなみに、相手にテッカグヤがいる場合は8割がたザシアン先発してました。テッカグヤ視点でカモが多い構築なのですが、先発ザシ、後発イベルで何とかなる印象です。

 

また、構築全体で重いコスパマジフレダイナについて。上位の方々の構築を読み漁り、結論としてS178の意地っ張りで対応すべきと個人的な結論に至りました。S179以上のコスパダイナと当たった場合は相手の攻撃が急所に当たったと思おうと思ってます。S178でかつ、いじっぱり調整の効率が良いA242、さらにB4、D4としたときにHが191という美しいステータスになったので、これが個人的なザシアンの最終系と感じてます(だったらもっと勝率上げろよ、、、と言われそうですが勝率が悪い原因は下記のマンモスウィンが。。。)H191は、相手の意地ザシアンの巨獣石化で乱数圏内なのでお祈りください。

 

運の要素を下げたのに、最終日含め2回ダイナの火炎放射で火傷引いたときは絶叫しました。。。熱湯はケアしますが放射火傷は。。。

 

イベルタル@いのちのたま

202-135-116-200-119-151

あくのはどう デスウィング ねっぷう ふいうち

 

最強技ダイジェット、先制技ふいうち、ザシアンを縛るダイバーンに火力指数67,435の珠ダイアーク。まさに特殊最強の一角です。調整は普通のイベルタルです。ただ、控えめでSを抑えている最上位の方の調整もありますが、Sは全振りしてます。個人的にはその方がシンプルでよいですが、初手出ししないので相手のイベルと同速にほぼならないので、Sは諸説あり。

 

基本的には、イベルタルをどこで「展開するか」ということが本構築のすべてであり、少なくとも初手ダイマした記憶はほとんどないです。イベルタルダイマックするときは、勝敗がほぼ決しているのでそこまでのルートを考えるというシンプルな構図です。

 

また、ゼルネアス、ゼクロム、Wキュレムイベルタルを見ている構築もありますがイベルタルの仕事は削りなので、そこまで気にせず起用できるのも大きいです。「命の珠」を持つポケモンはエースなので、できるだけ起用しないと構築全体のパワーが落ちます。

 

ただ、唯一、バンギラス入りだけはダイマしませんし、下手すると起用しません。バトルが長期化します。バンギラスを入れている=イベルに弱いエースのことが多いので、イベルタルを入れてサイクルを回していく必要もあります。間違っても有利対面でチンパンダイマしないように注意です。

 

イベルは命中不安が少ないイメージですがダイマエースなのもありますがダイマ後に打つ技がおおむね命中100%なのも偉いですね。ダイマ後にザシアンに打つねっぷうだけは、、、やむなし。。。

 

ラグラージ@オボンのみ げきりゅう

207-130-154-*-113-58

じしん クイックターン ステルスロック あくび

 

ラグラージを信じれるかで勝率が変わる。」かのアイザック・ニュートンの名言です。嘘です。

 

信じるというのは、過労させるという意味ではなく役割を信じるということです。こいつは本当に強いんです。今更解説不要なほど、テンプレのラグで恐縮です。色違いの個体も持っていて、ほぼ同じ調整してあるけど現色のこの子を使ってます(最遅じゃないので。。。)

 

意地ぶっぱのじゃれザシアンが増えたので、あまりザシアン受けができなくなった印象です。こいつが前シーズンで猛威を奮ったことも対策として進んだ理由かもしれません。だからと言ってザシアン2耐えしない=無能ではなく、どうサイクルを回しつつ相手に負荷をかけていくかという視点で見ていきました。ザシイベルを強く使うための最大のピースはやはりラグラージと思ってます。

 

最終日、ゼルネ&ヌオー&バンギというイベザシ対応地獄サイクルパとラグザシイベルで戦いましたがラグが数mmずつ削って、ヌオーを確2圏内に入れてからザシアンがゴツメダメで赤ゲージになりながら3タテ決めてくれました。5回試合したら3回は負けるサイクルですが、相手はネクロとかも控えてたりするのでなかなかイベルを抜いてサイクル戦えないというのが現実ですね。

 

もちろん、ラグラージ命中不安技が無いのも安定感抜群です。あとは壁構築(オーロンゲ、クレッフィ)の場合ザシアンとラグラージの無駄交換2回で2ターン枯らすように心がけてます。

 

メタモンこだわりスカーフ

155-*-*-*-*-110

 

調整も技構成もくそもなく、本ルールの間の最強の一般ポケモンです。使い方は僕よりも上位の人の記事の方が参考になるかと思うので割愛。選出率は最下位で、壁+ゼルネバドゼクロムなどに出した印象。選出というか、試合展開での運が絡むので、不安定ではある印象です。7割以上勝ちたいなら、むやみには使えないやつ。たぶん。

 

マンムーきあいのタスキ どんかん

185-200-101-*-80-132

じしん つららばり こおりのつぶて ストーンエッジ

 

おそらく、この構築の選出率3位。ラグラージを抜いての裏エースでした。環境に刺さってます。結局サンダーが多すぎるので、型が判別するまで(選出段階まで)マンムーが必要になる印象です。サンダーがアタッカーなら裏から出してサンダーを刈る。サンダーが受け型だったら、処理はイベルに一任します。ザシアンにじゃれを入れていないので、HDジガルデ対策もありますがやはりマンムー最大の仕事はサンダーやイベルタルランドロスのようなダイジェッターを上から礫でしばくことにあると思います。

 

ポケモン世界での先制技はやはり強力でイベザシマンムーの先制技3枚で仕込んでいるので、数的有利が取られにくい印象でした。また、メタモンにザシアンをコピーされた時の最大の対策はこの襷マンムーで流すだけのラグラージに比べれば、仕事は確実でした。

 

さて、問題は、、、ストーンエッジ。。。運に依存しない戦いと言いながら、なぜ、入れているか。それは。。。「ホウオウが鬼ほど重い」と感じたからです。ザシアンのワイルドボルトダイマされると突破されますし何よりジェットされているとワイボも入れられません。ホウオウ構築との見せあいで、襷マンムーが居ないと勝ち筋が無いという場合も多かったので、止む無し技でした。

 

ちなみに、、、ダイマホウオウにエッジを4回打って3回外すという今期の逆殊勲賞をたたき出したのも彼です。やはり運の要素は減らしたい対戦数が少ないなら運の要素を減らすべきが持論・結論です。

 

ガマゲロゲ@たべのこし ちょすい

209-115-105-*-133-94

じしん どくどく みがわり まもる

 

おそらく、通常の構築と違うカイオーガ対策枠。トリトドンとの違いとして、型の匿名性、どくどく持ち、中速の素早さなどがありますがどくどく持ちがやはり強い印象です。絶対絶命状態でも裏がラッキー、ヌケニン、ヌオーなどだと安定した2タテも可能です。実際にあったので。。。

 

1ウエポンでいいのか、地震でいいのかは最後まで悩みましたが結局ザシアン対面が頻発するので相手の交代読みでのどくどくではなく身代わりからの地震2連(またはダイアース)が最安定行動だったため、僕はこの技構成が一番使いやすかったです。また、カイオーガ視点で、交代読み(またはすいすい読み?)ダイストリームもそこそこあったので、身代わりが最安定行動と思います。ラグラージもそうですが、ガマもそこそこダイマしました。ラグラージは物理相手、ガマは特殊相手であればダイマ性能高いです。(そこの視点があると、選出の幅が広がる印象です。2体ともバンギにも強い、偉い)ただ、受けポケでラグとの対をなす存在なのに、ザシアンのじゃれつきに9割削られた時は泡を吹きました。。。

 

効果があったかはわかりませんが、構築の最下段においているこいつが裏のエースなんじゃないか説が効いたのか、初手ガマオーガでダイストぶっぱなしてくる相手もいました。釣り交換ではなく身代わり安定です。

 

この技構成だと、もちろんテッカグヤエアームドには何もできません。ただし、ねっとう採用しても、結果はあまり変わりません。

 

基本的に相手にヌケニンが居たら、倒せる3体(イベ、マンムー、ガマ)でできるだけ選出しておきたいのですが(しっかりサイクルできるので)ヌケニンテッカグヤ両方見えた場合は、頭抱えていることが多いです。イベルタルが居るので、相手が両採用してくることはまずないと信じていますが一度は釣り交換決めないときついですね。。。

 

以上、長々と失礼しました。

何か参考になれば幸いです。